セルフツボ押しのすすめ

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ツボとは

「ツボ」は正式には、経穴(けいけつ)と言います。ツボは身体中に無数に存在し、WHOで認められているものは361ヶ所あります。その他にも、正式には認められていませんが効果があるとされている特別なツボを合わせると、その倍以上はあり1000を優に超えるとも言われています。また、そのツボは身体中に張り巡らされている経絡(けいらく)上に存在します。経絡は各臓腑とつながっており、例えば「胃の経絡」は胃の働きに様々な影響を及ぼします。また、経絡は気血津液(きけつしんえき)の通り道とされています。

そのため、ツボ押しをして気血津液の巡りを良くすることが、経絡の流れを整えることにつながり、結果、その部分だけではなく全身に良い影響を与えることができるのです。

ツボの押し方と注意点

ツボ押しをする際は、より効果的に、また安全に行うためにいくつかのポイントや注意点があるのでしっかりと確認をしてからツボ押しをしましょう♪

ツボの押し方

  • まずは手でさすりながら、ツボの場所を探します。
    ツボは毎日場所が変わると言われているので、体の反応点であるツボをご自身の手でその都度触って確認をしましょう。
  • 親指の腹で、3秒かけてゆっくり押して、3秒止めて、3秒かけてゆっくり離しましょう。(もう少し刺激が欲しいときは、押しながら円を描くように揉捻してもOKです!)
  • 1つのツボにつき3回~5回、1日3回までを目安に行いましょう。

注意点

★血栓がある方は控えましょう
★食事・入浴の直前直後、熱のある時は控えましょう
★妊娠初期は控え、その後は医師や鍼灸師の判断を仰ぎましょう
★心地よいくらいの強さで押しましょう(※強すぎは逆効果にもなりえます)
★深呼吸をしながら、リラックスして行いましょう

実際にツボ押しをしてみましょう♪

風池(ふうち)

肩こり、頭痛にはこのツボ!

首の真ん中の筋肉の盛り上がりの外側で、髪の生え際

養老(ようろう)

疲れ目、目のかすみにはこのツボ!

手首の小指側の骨の出っ張りの下

太谿(たいけい)

慢性的な腰痛にはこのツボ!

内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ

承山(しょうざん)

こむら返り、足の疲れにはこのツボ!

ふくらはぎを上にたどって、指が止まるところ
(わかりづらい場合は写真のように踵上げをして、 盛り上がる筋肉の割れ目の部分)

湧泉(ゆうせん)

足のむくみ、冷えにはこのツボ!

足の裏で、指を曲げたときに一番くぼむ部分

ツボ押しでセルフケアをしましょう♪

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